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●そうそう、ソネスさんといえば聞きたかったのが毎年5月頃に開催されているカフェイベント「カフェウィーク」についてなんですが、あ れはもうどのくらいやってるんですか?
■えーとですね、今年のでもう3年目でしたね。来年で4回目です。
●もう来年の準備とかされてるんですか?
■少しずつ始まってますね。
●結構あれ準備期間とかかかるんじゃないですか?
■大変ですねぇ。本格的に動くのは年明けすぐくらいからなんですけど。結局推 定ですけど全部で12,000人くらい人が集まるんですよ。だからそれだけのイベントを ずっと企画していくのはやっぱり半年くらい前から準備してないと大変なんですね。
●カフェウィークってのはソネスさんもそうですけど、他のいろいろなお店とは共 催みたいなカタチでやってるんですか?
■そうですね。
●カフェウィークというイベントを始めようと思ったキッカケって何ですか?
■キッカケですか?キッカケはですねぇ、まぁ最初に言い出したのは僕なんです けど。もう今はやってないんですけど東京の原宿で「
ハプニング」というイベントを やってたんですね。そのイベントは原宿の地域というか街全体にヨーロッパの新しい デザイナーの作品を展示して街全体をオブジェというか美術館みたいにして皆に見て もらおうというイベントだったんですよ。あと京都にカフェアンデパンダンというカ フェが入っている1928ビルというところがあるんですけど、毎年12月31日〜1月1日に かけてそのビル全体のお店がそれぞれに年越しイベントをやってるんですよ。歌を歌 う人もいるし、マジシャンもいるし、落語をする人もいるというような。そういうの が何だかすごく悔しかったんですよ。
●あぁ、分かります。分かります。(笑) 福岡って「なんでこんな事誰もやんないんだろう?」って事多いですよね。
■東京や関西でこんな面白い事をやってるのに福岡や九州でもやれない事ないだ ろう、と。で、カフェというのは普通の飲食店とはちょっと違って色んな可能性を持っ てると思うので、その色んな可能性をカフェで提案してみてそれでもっといろんなところに広がって行けばいいな、というそんなイメージからイベントに重ね合わせていったのが「カフェウィーク」なんですね。
●第一回目の時は何店くらいが参加したイベントだったんですか?
■あ、もうソネスとスラッシュカフェだけです。
●最初は2店だけと。
■うんそうですね。
●第二回目は?
■二回目は8店舗でしたね。
●それってソネスさん自体が声をかけられるんですよね?
■二回目に関しては僕の方から声をかけさせてもらって、元々そう いう地域のいくつかの店と繋がりがあったので、そこからまた「ここも誘いたいんだ けど」という話があってその結果で8店舗なんですよ。で、そのまままた延長線上で広 がっていって今年が18店舗だったんですね。
●熊本とか北九州とか広域でしたよね?
■そうですね。北は下関から地域でいうと下関、小倉、黒崎、福岡、柳川、熊本、 日田大分、長崎・・・ですね。
●でもやっぱすごいですよねー。12,000人を動員するっていうのは。
■でも僕はあまり大した事はしてなくて、ホントにただキッカケを提示しただけ なんですよ。後はそれぞれのいろんな地域の人達が面白い事やっていこうっていう事 で盛り上げていって。福岡ではある程度イベント慣れしてるんですけど、他の地域に なるとほとんどそういうのに慣れてなかったんですよね。
●でしょうね。
■それはお客さんもそうだし、お店の人も慣れていない所もあったので、まずこっ ちから「こういうのもありますよ」「こういう人達も呼べますよ」って提案する事に よって「あぁ、こういう可能性もあるんだ」というふうに思ってもらって、それでま たお客さん達も喜んでくれたしね。またそれをキッカケにして広がっていったらと思 いますね。
●ですよねぇ。
■何かアクションを起こしていかないと新しい事っていうのは広がっていかない し、そこでまた良いご縁があればもっと面白い事も出来るし。そういう事の繰り返し なんじゃないかと思いますね。
●カフェウィークで出演されてたアーティストさんなどは元々の知り合いとかな んですか?
■もう100%そうですね。どっか事務所を通してしたりとかは一切ないです。こう いう仕事の中でこうやって今お話してるのも縁だと思うし、人とお会いするのも縁だ と思うんですよ。人は縁と縁で繋がってるなぁっていうのをすごく実感してて。そう いう中で親しくなった人達に、本来はもっと大きな所でやるような有名な方達にも小 さいハコなりの良さもありますよという事でお話しして。
●それは参加される方達にもまず自分たちが楽しみたいというのがあるんでしょ うね。
■そうそんな感じですね。だからカフェウィークに参加して下さったアー ティストさん達っていうのは皆さんまた来年も出たいというふうに言って下さいます ね。そうやってまた人と人が繋がっていく、これもまたご縁というか。
●カフェウィーク以外にもソネスさんでは定期的にイベントをされてますよね?
■ハイ
●毎回趣向を凝らして珍しいイベントというか、どういうイベントをするという のは木下さんが決めてるんですか?
■そうですね。ただイベントをメインにやってる訳ではないのであまりイベント を詰めないようにバランスを取ってるんですよ。この時期はこういうイベントで押さ えようというのは決めるんですけど、最初の企画のところで話をしたら後はもうそれ ぞれやってくれてる人達がいてやってもらってます。あくまで僕はキッカケを出すに 過ぎないというか。
●あの正直、最初僕はソネスさんに対してただご飯を食べるとかコーヒーを飲める というお店とは違うところを感じてまして、僕みたいなベタな人間(笑)からしたら、なんかすごく 高尚なところというイメージがあったんですよ。実際お店に入ってみたら全然そんな事なく て普通に溶け込めるし落ち着くし良いお店ですよね。イベントを開催するって、そのイベン トに興味のある人達が集まって来て、そういうところからお店自体を知って、お店にまた来るっていうつながりもあると思うんです。
■うん、それもありますね。でもやっぱり5年やってきたのでいろんな人達がいま したねぇ。それこそもう近所のご年輩の方とか子供とか若い人もそうなんですけど、 どちらかというとうちは他店に比べてお客様の年齢層が高いんですよ。20代後半の人 達がメインなんで僕らくらいの人達が多いというか。まぁ、やっぱりお店をやってる といろんな人達に来て欲しいなぁってのがあるんですよね。それがカフェの良いとこ だし、なんかあのイベントをやる事によってそういう人達に知ってもらうという機会 もあるだろうし、逆にそれで入りづらくしてる部分もあるのかも知れないですけど。 だからそういうところもこれから考えていかなくちゃいけない部分ではありますね。 でも少なからず僕たちにとっては今までいろんな事をやってきてその中ですごく気持 ちの良い方達と出会って一緒に時間を過ごして来れたんで、それだけでも充分自分た ちのやってきた事には意味がありましたね。