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2005年、最初のコーヒー講座ですね。
今年もよろしくお願いします。
さて、「コーヒーって飲むと体が・・」とお嘆きのお客様が最近多くいらっしゃいます。
コーヒーに対する誤解も見受けられるようですので、今回はコーヒーが身体に及ぼす影響、とりわけ自覚されるものについてザッとご説明しましょう。
コーヒーの特徴として真っ先にイメージされるのは「眠気覚まし」ですね。
これはコーヒーに含まれる「カフェイン」によるものです。
しかしながら、このカフェイン含有量はコーヒーに比べて紅茶の方が多く、さらに多いのが日本茶なのです。
濃厚度満点の「濃茶」など摂ると、これはさすがに眠れませんね。
とは言え、「カフェイン」は馴性(なれ)があるので、普段からカフェインを含む食品を摂っているとその効果
(眠気覚まし等)はほとんどあらわれません。
では「コーヒーを飲むと眠れなくなる」というは一体どういうことなのかというと、確定されていませんが「香り」にあると考えられます。
コーヒーには800種以上ともいわれる「香り」の要素があり、リラックスさせる効果
を持つものや、逆に感覚を研ぎ澄ませる効果を持つもの等があります。
一般にはローストが進む(深煎り)ほど、香りの成分は多様に発生するので、その影響(眠気防止など)はより大きくなると考えられます。
次に多いのは「胃にダメージがある・不快感が生じる」というイメージだと思われますが・・
これは大きく分けて2つあると考えられます。
・相性
・劣化(酸化)したコーヒー
「相性」はその名の通り、飲み物と身体のマッチングですが、コーヒーについてもその香りや味わいが体質的に合わない、ということはあります。
腕に覚えのあるコーヒー店主などは「おいしいコーヒーを飲んだことがないからだ」と一蹴することもありますが、そうではありません。
どんな飲み物や食べ物にもオールマイティ!という方は逆にまれでしょう。この辺りはコーヒー業界に携わる一人として謙虚に考えなければいけません。
お気の毒なのは「味や香りは好きなのに体が喜んでくれない」という方ですね・・
それに比べて「劣化したコーヒー」の責任は大です。
恐らく「胃に不快感が・・」という原因の8割以上がこの劣化したコーヒーを飲んだ為、と推察しています。
多くの食品と同様、劣化、場合によっては腐敗したものを口にすると消化器官が悲鳴を上げます。コーヒーも全く同様です。見た目が変わらないだけにやっかいです。
ご自分で淹れる場合にはお湯をさしても膨らまないものは劣化している可能性が高いと考えられます。
外で召し上がる場合、初めの一口で渋みのような酸っぱさを感じられれば危険です。
経験上、視察でいくつかの店のコーヒーを試飲することがありますが、普段何杯も口にしている私でも劣化コーヒーに当たると一日が台無しになってしまいます・・・
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