今回は、私のオススメ、というかお気に入りの淹れ方をご紹介します。
それは・・・「プレス式」です。

「フレンチプレス」とも呼ばれていますが、最もなじみのあるのは 「紅茶を淹れるときに使う、上から落し蓋のようなものを押して、茶葉を漉す、ガラスの円筒のようなもの」のアレです。

基本的な淹れ方(できあがりカップ1杯分)は・・・

(1)メジャーカップ1杯分の中挽きのコーヒーの粉をプレスに入れる
(2)90℃程度のお湯を160cc程度注ぐ
(3)3〜4分待つ
(4)漉してカップに注ぐ

と、いたってカンタン!
この抽出法の優れた点は「誰が淹れても同じ味になる」ことです。即ち、もう「淹れ方の上手、下手を気にしなくて良い」ということです。

淹れ方のメカニズムとしては「サイフォン」と似ていますが、サイフォンの沸騰水に比べて理想的な温度で抽出できる点が異なります。
さて、良い点ばかり、という訳ではありません。

・洗浄がちょっと面倒
・微粉がカップに入る

簡便性という点では「カセット式」「ペーパードリップ式」と比較して、プレス内の洗浄が手間でしょう。

微粉については特に日本人にとっては大きな壁ではないでしょうか。長い間、煎茶に親しんできた日本人は「清澄性の高い」飲み物を好みます。味わいの点では評価されるものの、いまひとつポピュラーにならない「抹茶」や「にごり酒」の事例を省みれば明白です。最初は微粉のある、「ざらついた味わい」が気になるかもしれませんが、慣れれば充足感があって、今までのコーヒーに物足らなさを感じている方には向いていると思います。

さて、もう一つこの「プレス式」をオススメするにはワケがあるのですが、それは次回の講釈で・・(笑)。


ガテマラ「ウリイアス農園」
現在、一気にコーヒー先進国になったアメリカでは、テストされるコーヒー豆の抽出には「プレス式」が採用されています。 シアトル系コーヒーに最重要な銘柄がガテマラで、ほとんどの農園をチェックして最上位の豆を獲得していると言われています。 「ウイリアス農園」は単独でもバランスの良い味わいで、ホットからエスプレッソまで適正のある豆です。