さて、いよいよ本題のおいしいコーヒーについてお話します。
ちょっと長いので何回かに分けてご案内しましょう。

頻繁に「どれがおいしいコーヒーなんですか?」と聞かれます。 ・・万人が認めるおいしいコーヒーがあったなら、世界中のコーヒーは1種類でいいんです。でも、そんなコーヒーは存在せず、実際はたくさんの種類があります。
というのも、コーヒーもお茶やお酒と同様、嗜好品だからです。みなそれぞれに味わいが異なり、それぞれ魅力的です。 ポイントは「アナタにとって」おいしいかどうかなんです。

ですので、私は必ず「どのような味わいがお好みですか?」からお伺いしてお客様の好みを探っていきます。レストランでワインをチョイスするときにソムリエと交わす内容とあまり変わりません。

コーヒーの味わいは数多ありますが、大まかに分けると・・

「軽くてさっぱり」:きれいな酸味が印象的で、飲み口はさらりとしたタイプ
「濃くてしっかり」:心地よい苦味が印象的で飲み応えのあるタイプ
「その中間」:酸味と苦味の程よいバランスが印象的

の3種類でしょう。

少々乱暴ですが、お茶にたとえると順に「煎茶タイプ」「抹茶タイプ」「玉露タイプ」でしょうか。

「どんな味わいが好きか?って聞かれてもよく分からない!」とお嘆きの方は、まずは「その中間」から試してみてはいかがでしょう。
味が強すぎれば「軽くてさっぱり」が、物足りなければ「濃くてしっかり」がアナタにとって「おいしい」可能性があります。

しかしながら「おいしいコーヒー」にたどり着くには
それだけでは難しいんです・・つづく。 。


「シグリ」(ニューギニア)
「私にとって」おいしい豆、パプアニューギニア「シグリ」。ブルーマウンテンから苗木を移植して栽培されています。 とは言うものの、味わいは良い意味でブルーマウンテンとは別物です。複雑でコクや甘みが強く、よく熟成されたラムの ようなイメージがあって、非常に完成度の高い豆です。