2年生は卒業を向かえ、これから新しい環境へと旅立っていく時期になりました。今回は、フードクリエイト学科2年生全員での最後の特別授業。西鉄グランドホテルで行われた「テーブルマナー講習」の様子をお伝えします。(2008.3.12)

いよいよ卒業間近となった2年生の生徒さんたち。最後の特別授業は、西鉄グランドホテルを会場にテーブルマナー講習が行われました。製菓、製パン、カフェ専攻の生徒さん合わせて100人弱といったところでしょうか。フード関係の職業ではマナーの知識が必須。今後、接客やサービスを提供する側になった場合、またサービスを受ける側としてパーティーなどに出席した場合などに活かせる授業なのです。

結婚式場を思わせるような大広間では各専攻に分かれ、7、8人で丸いテーブルを囲みます。この日はフォーマルなパーティーという設定だったので、全員スーツを着用。慣れないスーツ姿と華やかな会場というシチュエーションのせいでしょうか、いつも明るい生徒さんも少し緊張気味の様子。

今回はお客様としてコース料理を頂きます。鞄の置き位置や、膝に置くナプキンの向きなどの細かい部分は、講師の方の説明をよく聞いて確認。同じテーブル内で生徒さん同士がチェックし合う姿が見られました。
ホテルスタッフのさりげない動きも、サービスを提供する側としての視点で見て、そのマナーを学んでいるようでした。
まずは先生による乾杯の挨拶。緊張しながら、グラスに口をつける生徒さんたちを見て、「みなさん話もしながら楽しんで下さいね」と講師の方。その言葉に、緊張も少し解けたのか、生徒さんの表情も除々に和らいできました。和やかな雰囲気の中で、会話を楽しむ姿が各テーブルで見られました。
オードブルはサーモンのマリネ。ホテルスタッフの対応や接客の仕方もしっかり見つつ、出てきた料理に思わず笑顔がこぼれます。みなさんおいしいと残さず食べていましたが、ナイフを持つ手はとても慎重でした。
同じテーブルの人と食事のペースを合わせるのが好ましいという講師の方のお話で、周りに気を配りながら食べている生徒さんもいましたよ。
スープの入った銀のお鍋はとても重く、女性が持つのには苦労するんだそう。スープを注ぐホテルの方に視線が集中します。見ている生徒さんまで真剣な表情。そんな中、「やってみたい人は?」という言葉に、一人の生徒さんが挑戦しましたが、片腕で鍋を支える為ぐらついてしまい、とても苦戦していたようでした。
講師の方がテーブルマナーに関するクイズを出題。「なぜ魚料理に白ワインが合うのか」、「なぜ銀食器を使うのか」などといった突然の質問に、生徒さんも初めは悩んでいましたが、しっかり答えていましたよ。手を上げて積極的に答えてくれる生徒さんの姿も見られました。
ちなみに、問題の答えですが、赤ワインほど渋みのない白ワインは魚の味を生かすことが出来るため、よく合うと言われています。また、銀食器は素材の味を損なわせず引き立てるという特性から、よく使われるのだそうです。

卒業のお祝いも兼ねて行われた今回の特別授業。お友達と、料理の盛り付け方や味付けについて意見を交わす姿なども見られ、楽しみながら勉強することが出来たようです。
今までの授業で得た調理や経営についての知識と合わせて、今後に活かしてもらいたいと思います。