カフェトラで珈琲講座を担当されているオージェオーナーの酒井さんがなんとFVAのカフェ専攻コースで教鞭をとることになりました!リアル版の珈琲講座ともいえる授業に潜入してきましたよ。(2005.10.20)

さあ、出欠をとって授業スタート。現場で働いているカフェ&自家焙煎店のオーナーの授業とあって、生徒のみなさんも終始酒井さんの話を聞き入ったり、メモをとっていました。
この授業にも出た質問なのですが、みなさんは「世界の3大飲料」ってご存じですか?コーヒーとお茶はすぐわかりますが、もうひとつは…なんとココアなんだそうです。日本では馴染みの浅いココアも、世界レベルで考えればすごくポピュラーな飲み物なんですね。ちょっとビックリ。


授業は徐々に熱を帯びてきます。コーヒー豆の質・ロースト・抽出とのバランスや、カフェでコーヒーを出す意味合い、1杯あたりの原価、有名コーヒーチェーンのシェアなど、色々と貴重なお話を聞かせて頂きました。さらに教室の中には、なんとマヌコーヒーのオーナーである西岡さんの姿も。実は西岡さんも12月よりFVAでエスプレッソの授業を担当されるのです。しっかり気合いの入ったエプロン姿で授業に参加されてましたよ。

酒井さんのアツイ講義の後は、おまちかねの実演タイム!ということで今回はみんなでドリップコーヒーを淹れてみました。生徒さんの中には初めてドリップコーヒーを淹れる方も少なくなく、最初は酒井さんから器具についての説明と、淹れ方のレクチャーがありました。

ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、挽いたコーヒー豆を入れ、ゆっくりとお湯を注いでいくと…なんとも香ばしいアロマが教室中を包み込みます。円を描きながらお湯を差す酒井さんの手先に、教室中の視線が集まっていました。
お湯を差すと泡を伴ってコーヒー豆が膨れあがります。コレコレ、この泡がドリップの醍醐味なんです。ちなみに泡は新鮮な豆じゃないとたちにくいんだとか。珈琲豆も野菜と同じで鮮度が大事なんですね。おいしい部分を落とし終わったらドリッパーを取って、ハイできあがり。
生徒のみなさんも班に分かれてチャレンジしてみました。酒井さんと同じようにペーパーを敷いて、お湯を沸かして…。そうそう、コーヒーを淹れる前にカップを温めておくと温度差がなくなり、さらにおいしくコーヒーを飲めるんだそうですよ。
各班コーヒーのセッティングが完了し、ポットのお湯も良いカンジ。さあ、いよいよお湯を注いでみましょう。円を描くように、ゆっくりじっくり、慌てないように…。入魂の作業だけにみなさん真剣な表情です。同じ班の方々もうまく泡立つかどうか見守っていました。
酒井さんも各班を見回りながら生徒さんにアドバイス。「おいしい一杯を淹れるぞ〜」という生徒さんの気持ちがお湯と一緒にカップの中に注ぎ込まれます。マヌコーヒーの西岡さんも生徒さん達のがんばりを笑顔で眺めていました。
淹れ終わった後はみんなで試飲しました。自分で淹れたコーヒーの味、きっと格別だったことでしょう。和気あいあいと談笑している中で、酒井さんが持ってこられた本を拝見。やはり酒井さんのようなプロも絶えず勉強しているんだなと痛感しました。
というわけで第1回の珈琲講座は無事に終了しました。酒井さんの授業はこれからも毎週行われ、内容もコーヒーはもちろんアルコールメニューへとだんだんレベルアップしたものになるそうです。また、西岡さん担当のエスプレッソの授業もまもなくスタートします。
カフェの最もスタンダードなメニューであるコーヒーだからこそ、より上質なクオリティと味が求められるもの。現場の第一線で働かれている両オーナーによる授業からは、得るべきものが非常に多いと思います。将来カフェオーナーを志す生徒さん達には一番最適な授業のようでした。